約 2,870,368 件
https://w.atwiki.jp/pokamethystandtopaz/pages/112.html
マサゴタウンへ行き、ナナカマドはかせに会う。 リッシこのほとりから、大きなていでんがあった場所が通行可能になる。 222番道路へ、 ナギサシティへ、 町に入ると四天王のオーバと出会う。 ジムリーダーデンジが灯台にいることを知る。 ナギサシティ右下にあるシルベのとうだいへ行き、 ジムリーダーデンジに話しかけると、 ジムにデンジが向かうのでナギサシティジムへ、 ジムリーダのデンジ 手持ち サンダースLV46 ライチュウLV46 レントラーLV48 エレキブルLV50 戦闘終了後、ビーコンバッチとわざマシン57チャージビームをもらう。 ナギサシティ上のほうの砂浜にいる金銀のジムリーダー、 ミカンがいるので、ひでんマシン8たきのぼりをもらう。 そのままなみのりで、223番水道へ行く。 ずっと進むと大きな滝があるのでたきのぼりを使う。 チャンピオンロードへ、 【備考】 【トレーナー】 おぼっちゃまのマサヒコ 手持ち レントラーLv45 ふなのりのユウシ 手持ち キャモメLv41 トリトドンLv ゴーリキーLv42 【道路に出現するポケモン】
https://w.atwiki.jp/pokest/pages/58.html
前ページ次ページ仮想元ジムリーダーと現ジムリーダーとレジにまつわるお話 マスターボールは、カチッという音と共に半分に割れ、ゴルバットを吸い込む。 そして落下。 男は、驚愕の表情を浮かべた。「ば……馬鹿な……」 マスターボールが、今自分の持っているクロバットよりも格下のゴルバットを捕まえてしまった― その事実が、男を動揺させる。「まさか、ポケモンと『対話』したのか……」 俺は、ここぞとばかりに笑みを浮かべる。「今のゴルバットの動き……、まるで……ボールに当たりに行ってるようだったね……。 ゴルバットと『対話』して、わざと捕まるように指示した……」 これが、修行の成果だ。 この2年間、俺はただ単に戦闘テクニックや、ポケモンについての研究をしていたわけじゃない。 俺は、ポケモンとの『対話』を目的に修行をしていた。「なるほど……、どうやら、お前には『才能』があるらしいね」 その男は、クロバットを引っ込める。 次のポケモンを出すつもりなのだろうか。 俺はグレイシアを……、引っ込めなかった。 そんなつもりはない。「だけど、私はお前の相手をしている暇は無いよ」「ま……そうだろうな。 ……あんたの目的はレジギガスを手中に収めること」「無理矢理にでも、私の物にする。 お前に邪魔はさせないよ」「俺が、あんたの邪魔をしないとでも?」「私はそんなことは言っていない。 だが、相手にする気も無い。」 そう言いながら、その男はモンスターボールを放った。 出現したのは、トリッキーな戦術を使うバリヤード。 そして、その瞬間、俺と男の間に透明な壁が出現した。 ―バリアー! それも3重にもかけられていた。 しかも、それだけじゃない。 あらゆる攻撃に耐えうるよう、他の壁も施してある。「畜生……!」「悪いね。 私はこのポケモンを捕まえなければならない」 そう言いながら、男はレジギガスのほうへ向き、「―私の名前は、カーン、だ」 捕獲対象、レジギガスと戦闘を開始した。『カーン』……、その名を聞いたとき、俺はハッとした。 彼は、『ロケット団』から分岐し、主に外国で恐れられたマフィア集団の長だった男だ。 レジロック、レジアイス、レジスチルやマスターボールをいとも簡単に持ち出せたのにも納得がいく。『嫌気が差した』のくだりは、当然嘘だろう。 彼は、強大な力を持つポケモンを独り占めにしたいがために、組織を抜けたのだ。「レン! どうなってるの!?」「スズナ! 来たか」 スズナが走りながら俺の元へ来る。 そして、目の前の光景に驚愕していた。「封印が……解かれてる……!」「ああ……今、カーンという男が捕らえようとしている」「は……早く止めなきゃ!」「無駄だ……、あいつのポケモンが結界を張っている」 スズナもまた、悔しそうな表情だ。 今、カーンはゲンガーを繰り出し、『催眠術』をかけている。 眠らせた後、他のポケモンに交代して弱らせていくのだろう。 だが、相手が相手だ。 そんな戦術が、通用するのか……。「レン」 突然、スズナが話しかけてきた。「何だ?」「この結界、どれくらいの強度があるの?」 俺は壁を見て、こう伝える。「『バリアー』による壁が3重、その間に『リフレクター』、『光の壁』が重複して張ってある。 単純計算でダメージが16分の1になるぞ。 通るわけない」「そう。 じゃあ、いけるわね」「……は?」 俺は驚いた。 何を言ってるんだ、と。「……スズナ。『いける』って、本気なのか?」「本気よ。 これくらいの結界だったら問題ナシね」 俺はうろたえた。 こんな結界、どんな強力な攻撃をしても破れないはずだ。 そう思った。 スズナは氷ポケモンしか持っていない。 氷タイプの攻撃は結界を破るような爆発的な攻撃ではない。「……あ、そっかー、レンは知らないんだ。」「何がだ」「あたしの手持ち、増えてること」「……!」 なるほど。 手持ちが増えてるなら、破れる可能性が出てくる。 スズナも、『トレーナーとして』成長しているということを見落としてたな。「出番よ! チャーレム!」 スズナが繰り出したポケモンはチャーレム。 ヨガを得意とする、格闘タイプのポケモン。 おそらく、結界破りにはもっとも向いている。 なぜなら、チャーレムはヨガにより攻撃力が高いからだ。「チャーレム! ヨガで集中力を高めて!」 チャーレムは『ヨガのポーズ』で気を高めている。 これなら、いける。 そう確信した。「チャーレム!『瓦割り』!!」 チャーレムは飛び上がり、重力と腕力を使い、拳で結界に思い切りパンチをする。 1枚目の結界は思い切り破れ、続く2枚目の『リフレクター』もやすやすと壊す。 3枚目は1枚目よりは勢いが無いものの、それでも直ぐに割れる。 そして4枚目、5枚目は、空中で体勢を変え、踵落としで一気に割ってしまった。 ―5枚全ての結界を割るのに、ほんの数秒もかかっていない。「よしっ! そのままバリヤードに『冷凍パンチ』!」 冷気を帯びた拳が、バリヤードの脇腹あたりを突く。 バリヤードが、凍りつきながら理不尽な体勢で吹っ飛ばされていった。「チャーレム! ナイスパンチ!」 結構大きな声で叫ぶスズナ。 そして俺に笑顔を見せる。 久しぶりだな。 その自信に満ちた笑顔は。「へえ……結構強いじゃないか」 俺は思わず、感嘆の声をあげる。「でしょー? 育てるの結構大変だったんだからー」「じゃあ、その勢いであいつを止めるぞ!」 俺とスズナは、急いでカーンを止めるために走る。 だが、その必要は無かった。 ページの先頭へ戻る
https://w.atwiki.jp/pokest/pages/57.html
前ページ次ページ仮想元ジムリーダーと現ジムリーダーとレジにまつわるお話 人が、いた。 その男は、封印されたポケモンを眺めている。 何を、しているのか。 それは分からない。 封印を解こうとしているなら、止めなければならない。「誰だ」 俺は比較的大きな声で、その男に向かって放った。 すると「名を名乗る必要は無いね」 そう返ってきた。 その言い草は、中々嫌いなタイプだ。 黒い長髪に細顔、耳にはピアス。 だが体格はまさしく鍛え上げられたそれで、腕は立ちそうだ。 そう思えた。 そして、その男の手には三つのモンスターボールが握られていた。「……そのモンスターボールで何をしようとしている」「何も言うことは無いと言ってるじゃあないか。 黙っててくれないか」 侵入者に黙れと言う権限は無い。 口に出しそうだったが、それは自粛する。 その代わりに「何も言うことは無いと言っているが、『黙れ』とは口に出すのか」 売り言葉。 上手く買われ、ポケモン勝負でコテンパンにできれば……。「……そんな挑発、私が乗ると思うのかい?」「ああ、俺は思ってるね」 緊迫した空気が、流れる。 早く脱却したいほどに重い。 そして、男が腰辺りに腕を伸ばした。 俺もすぐさま自分のモンスターボールに手を触れる。 お互いのモンスターボールが放たれた。 相手はクロバットを繰り出してきた。 相当鍛えられている。 そして俺は、運が良かった。 グレイシアを繰り出す。 相性的には有利。 だが、完全に安心できるわけではなかった。 素早さで言えば相手が先制で仕掛けてくる。 クロバットは何をしてくるか、分からない。 修行のおかげでほとんどのポケモンの戦術は把握できるが、多彩な技を持つポケモンは中々掴めない。 そして、男の第一声。「クロバット。『黒い霧』を放て」 淡々としたその声とともに、クロバットの体から黒いガス状の霧が噴出す。 あたりは真っ暗になった。 俺は、気付いた。 あいつは、最初から俺と本気でポケモン勝負する気など無いのだと。 黒い霧に紛れ、封印を開放することは、可能だ。 俺はグレイシアに『凍える風』を放つよう指示した。 そして、霧が晴れる。 男の手にあった三つのモンスターボールが、台座に置かれ、光を放っていた。 封印が、開放された。「こ……これは……」 正直、驚愕した。 まさか、封印を解かれるとは思わなかったからだ。 1年くらい前、俺がホウエン地方である文献を読んだことがある。 ”シンオウにあるキッサキ神殿。 その奥に眠るポケモンは、岩・氷・鋼を司る封印されしポケモンによって、楔を解き放つことが出来る……” そんな内容だ。 更に調べていくと、その3体のポケモンはこのホウエン地方にいると分かり、名前もそれぞれ分かった。 無論、神殿に眠るポケモンの名前も、だ。「レジロック……レジアイス……レジスチル……。 全て、集めたと言うのか……」 思わず、こう口に出す。 すると男は「……そうだよ。 私が全て集めたんだ」 そう言った。『私が』? 嘘に決まってるだろ。 たかが一トレーナーが、捕らえられるわけが無い。 おそらく、幾人ものトレーナー、いや……、集団マフィアか、それに似た集団が無理矢理捕らえたに違いない。 俺には、そう言える根拠があった。 三つのモンスターボール。 その中にいるポケモンが、悲鳴をあげている。 俺に分かるように、だが、弱弱しく。「助けなければ、ならないな……」 俺は、グレイシアに攻撃の準備をするよう指示した。 これほどのポケモンをたった一人で捕獲しようと言うのだ。 何か策があるに違いない。「ふふふ……ついに、私の物にする時が来た」 男は笑みを浮かべ、動き出した、巨大なポケモンを眺める。 まだ、そのポケモンは完全に目覚めてはいない。 長い間封印されてきたのだ。『寝起き』といったところだろう。 だが、その状態でも、充分に『危険』だということは、男も分かっているはずだ。「お前は……私が、このレジギガスを捕らえられるわけが無いと思っているだろうね」 突然、尋ねてきた。 無論俺の返答は「当たり前だろ。 ……その自信はどこから来ている」 すると、男は高々と笑い叫ぶ。 なかなかベタな笑い方だったが、つられるといけない。 そしてこう言う。「それこそ『当たり前』だよ。 ……私は、あるモンスターボールを盗んだ」「『盗んだ』? それはつまり……」「そう。 私はとあるマフィアを抜け出した。 嫌気が差したんだよ。 さんざん利用しておいて、見返りも何も無かったからね……。 だから私は、マフィアからレジロック、レジアイス、レジスチルの入ったモンスターボールと、『コレ』を盗んで組織を抜けたのさ」 やはりそうだったか。 だとしたら、相当危険だ。 そう思わざるを得なかった。 なぜなら、その男の手にあるモンスターボール。 それが、普通では手に入らない代物だったからだ。「……マスター、ボール……」 それが、男の手にある。「……そうだ。 これは、あらゆるポケモンを確実に捕まえることが出来る。 無論、このレジギガスでさえもだ。」 男はそう言い放ち、その巨体に目を向ける。 その巨体はまだ上手く体が操れてないようだ。 目の前の男にさえも攻撃できないのだから。 俺は、『時間稼ぎ』として言い放った。「それで捕らえることを、俺が許すと思うか?」 その男は、微笑を浮かべる。「許してもらう必要は無いけどね。 ま、いくら足掻いたところで無駄だろうけど」 そして男は、マスターボールを投げる構えを見せた。 俺は、天井辺りにいる青いゴルバットを見た。 ゴルバットもこちらを見る。 そして、グレイシアに目を向けた。 グレイシアは頷き、俺も頷いた。 どうやら準備は出来ているようだ。 男は、マスターボールを、レジギガスに向かって投げた。 俺は、叫ぶ。 ―グレイシア! 冷凍ビーム! グレイシアの額あたりに冷気が集まり、白線となって放出される。 空中に放り出されたマスターボールに向かって。 白い線と、紫の球体が重なり、紫の球体は軌道を変え、レジギガスとは全く違う方向へ飛んでいく。 向かう先は、先ほどレンが目を合わせたゴルバット― ―ゴルバットに、マスターボールが当たった。 ページの先頭へ戻る
https://w.atwiki.jp/kongousekiandsinju/pages/27.html
タケシ オツキミ山の滝の前(ディグダの穴から行けるところ) カスミ ハナダの洞窟 マチス 無人発電所 エリカ サファリゾーン(トレジャーハウスがある場所) キョウ チャンピオンロードの、ライバル四連戦イベントがあったところ ナツメ ロケット団アジト地下4階 カツラ グレンの洞窟(「べっそうのカギ」を拾ったところ) サカキ (調査中)
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/639.html
26ページ目 ヤマブキシティ・セリの部屋 TV『お昼休みはウキウキウォッチング! あっちこっちそっちどっちいいともっ!』 セリ「あ、そういえばヤミカラスまだ進化させてない」 サーナイト「そーですね」 TV『本日のゲストはこの方! トキワシティジムリーダー、グリーンさんです!』 セリ「進化させなきゃね」 サーナイト「そーですね」 TV『こんにちはー』パチパチパチパチ セリ「殴るぞ白いの」 サーナイト「そーですね」 セリ「よし、表出ろ」 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/niconico-league/pages/45.html
ラブリージムリーダー、アンジェは 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 仕事しろ 26 (35%) 2 セクシーである 12 (16%) 3 (。╹ω╹。)ㄘんㄘん 9 (12%) 4 ラブリーである 7 (9%) 5 キュートである 5 (7%) 6 噂のタイガーメイド・・・? 5 (7%) 7 戻ってきてほしい… 4 (5%) 8 みる☆くるみ 3 (4%) 9 よくわからない 3 (4%) その他 投票総数 74
https://w.atwiki.jp/niconico-league/pages/49.html
エンドジムリーダー、ミオトは 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 ウホッ☆いい漢 10 (59%) 2 技マシンなんでそんなに持ってるんだ!くれ! 7 (41%) その他 投票総数 17
https://w.atwiki.jp/pokekora/pages/280.html
あらすじ まんま幽白 本編 皆と離れ離れになってしまったツバサは、ミツルの導きもあってか着実にヒマワキシティへと歩を進めていた。 ツバサ「そういや、SEGAの行方も突き止めねぇとな アイツ、俺を庇って…・・・」 そんな時 prrrrrr ツバサ「お、ポケナビの電話だ はいもしもし」 ツワブキ『おお、ツバサ君か! 実は、デボンコーポレーションの隠し金庫から金が盗まれたのだ! その額は、1000億!!!』 ツバサ「何…?何ですって!?」 ミツル「え…!?」 ツワブキ『既に警察には通報してあるが、おそらくはマグマ団とかアクア団とかいう連中だろう。 進展があり次第、また連絡する!それでは!』 ツバサ「…チッ、いろいろ問題が起こりすぎだろ まぁいい、今は闇雲に動いても仕方ないからな。」 ミツル「ヒマワキシティを目指しましょう。」 ツバサ「ああ」 ~ヒマワキシティ ハルカ「よし、なんとか傷も治ったわ! これでツバサ君を迎えに行ける・・・」 ナギ「その必要はないようですよ」 ハルカ「え?貴女は?」 マサト「ヒマワキシティジムリーダー、ナギさん!」 エメラルド「だんだん解説役みたくなってくな、マサト」 ナギ「そのお方はおそらく、こちらにやってきます。 それも、かなり近いうちにね」 ハルカ「何ですって!?」 ブルー「おっ、どうやら予言は的中したみたいね」 マサト「え?」 ツバサ「はいどーも」 ようやく、ヒマワキジムにツバサが到着した。 エメラルド「おお、ダメ人間か!」 ツバサ「おうおうおう、言うね言うねイッチョ前にこの小僧っ子が! でぇぇぇぇぃっ!」 エメラルド「お、お前は!自分勝手で、臆病者で!」 マサト「エメラルド!」 ツバサ「テメェなぁ……」 ミツル「やめて下さいツバサさん!」 ツバサ「っぜーよ」 ハルカ「いや、ホントに何してるの!? 赤いロリコンの人じゃないんだから……」 ナギ「来てくれたみたいね、トウカジム・センリの息子ツバサ」 ツバサ「ああ?」 ナギ「私は、貴方がいずれ来るだろうという予感がしていた。 だとしたら、ここでこのまま行かせるわけにはいかない。 ヒマワキジムリーダーナギとして、貴方と戦います」 ツバサ「どういう事?」 ナギ「問答無用! 行きなさいチルタリス!」 ツバサ「うおっっ!!? 何がどうなってんだか とにかく、舞え!ハドソン!」 ハドソン「子蜂涅槃(ハドソン・ニルヴァーナ)!!!」 ナギ「成る程、鋼の翼……あの人に教えてもらった技という事ですね!」 ツバサ「あの人…・・・だぁ?」 ナギ「技を見て、分かりました。 もう私がただのポケモンバトルで勝てる相手ではない。 このバッジを渡します。 そして――― その後ろの男とともに戦ってください」 ハルカ「後ろの、男…??」 エメラルド「うわ!?いつの間にか後ろに大誤算が!!」 ダイゴ「そういう事だ、ツバサ」 続々とヒマワキジムに集まるトレーナー達。 ツバサ「どーゆー事!? えっ!?続くの!?引くの!? こんなワケ分からん状態で!? 自分の首絞めてんじゃねーぞこのクソ作者が!!!」 うっせぇ続く
https://w.atwiki.jp/pokest/pages/60.html
前ページ次ページ仮想元ジムリーダーと現ジムリーダーとレジにまつわるお話 あたりは一面雪に覆われ、銀世界とでも言うのだろうか。 そんな感じだった。 そして、今いる場所より10mくらい先に、レジギガスがいた。 膝をついている。 なかなかのダメージは与えたみたいだ。 だが、まだ大分体力は残っていそうだった。 それよりも、スズナが心配だ。 さっきのレジギガスからの攻撃で足に怪我を負っている。「スズナ……、いけるか?」「うん、大丈夫」「ここからが本当の勝負だ。 ふんばってくれよ」「言われなくてもっ」 かなり、無理しているだろう。 この寒さの中、額に汗が浮かんでいることから、おそらく立つことすら辛いはずだ。 なるべく早く済まさなければならない。「……スズナ、ユキノオーを出せ」「……了解!」 久しぶりの共同戦線。 こんな状況だと言うのに、何故か俺は楽しかった。 相手が、スズナだからだろうか。 きっとそうに違いない。 そしてスズナも、怪我をしているというのに笑顔だった。 似たもの同士だな。「ユキノオー! がんばって!」 モンスターボールが放たれ、ユキノオーが出現する。 そしてその瞬間、霰が降り始めた。 ユキノオーは、霰を発生させることが出来る特殊なポケモンだ。 そしてスズナに指示を出す。「スズナ。 グレイシアが……したら、お前は……を放て。 そうすれば……も……で応戦する」「……分かった! 気をつけてよ!」「お互い様だ」 そして俺とスズナはそれぞれのポジションについた。 スズナはレジギガスの背後に移動。 俺は、そのままレジギガスと対峙していた。 あたりは霰が降り続いているため、レジギガスに多少なりともダメージを与えているはずだ。 その場合、目の前にいる敵を潰そうと焦りだす。 それが罠。 レジギガスは、目の前にいる敵……グレイシアに拳を放つ。 だが、その拳は当たることなく、雪の絨毯を地面が見えるくらいに凹ませた。『グレイシア! とびかかれ!』 グレイシアは、先ほど攻撃した右腕に向かって飛ぶ。 レジギガスは、迎え撃とうと右腕に力を込め、思い切りたたきつける。 だが、当たることは無かった。 かすりさえもしない。 そして、レジギガスの左頬に『冷凍ビーム』の一撃。 すぐさま反応したレジギガスは、反射的にその方向へ腕を振り回す。 そこには、誰もいなかった。 これがグレイシアの能力。『雪隠れ』の才を持つこのポケモンは、雪が降る、視界がおぼつかない場所が最も有利となる。 特に、レジギガスみたく鈍重な攻撃しか出来ないポケモンにとっては、苛立たせること極まりないのだ。『電光石火』を併用し、素早く動き回るグレイシアを捉えることは、容易ではない。 これが、外に出そうとした理由。 段々と、レジギガスの動きが単調になっていく。 ―頃合だな そう判断した俺は、グレイシアにある指示を出す。『―レジギガスの目の前で止まれ』 グレイシアは指示通り、目の前に止まる。 レジギガスは、好機とばかりに力の込めた拳を放つ。 その放たれた拳は、今までで一番の拳速だった。 視認が出来ないほどに。 だが、当たらなかった。 いや、実際は『当たるはず』だった。『邪魔さえされなければ』。 緑の腕が、レジギガスの後頭部に直撃していた。 ―そう。 ユキノオーの『ウッドハンマー』だ。「―油断が隙を生む。 これが、お前の敗因だ。 レジギガス」 そして、レンは『グレイシア。『吹雪』を放て』 グレイシアの後方から、激しい吹雪が巻き起こり、レジギガスの体に直撃する。 その巨体が、見る見るうちに凍っていく。 レジギガスは何も出来ない。 脳を直接攻撃され、意識が混濁しているからだ。 そしてユキノオーは、レジギガスという『盾』の存在により、吹雪のダメージは無い。 その巨体が、氷に完全に包まれた。「よし!」「やったっ!!」 俺とスズナは勝利を確信し、雄たけびを上げた。 そして、グレイシア、ユキノオーをそれぞれモンスターボールの中へ収容し、それぞれの元へ向かう。 ―氷が砕かれた。 レジギガス自身によって。「っ! スズナ!」 そして、スズナに向かって拳が放たれる。 俺はスズナを渾身の力で吹き飛ばし、身を庇った。 レジギガスの拳を、食らいそうになった。 俺は死を予感した。『レン!』 ムクホークが、音速のごとく速さで飛び出し、レジギガスの拳を食らった。 ムクホークが十数m飛ばされ、悲鳴をあげた。「ムクホークっ!!」 俺は叫んだ。 ムクホークに向かって。 ムクホークは、まだ、何とか生きていた。 だが瀕死だ。『無理はするなと言っただろ!』『だ……だが、お前、に、死なれては、困る……』『ムクホーク……』『お前は……、俺の、恩人だ……。 助け、られたんだ。 見捨てる、ことは……できない』 ―ありがとう。 そう、俺が『対話』したのを最後に、ムクホークは意識を失った。 そして、俺は目の前の巨体に目を向ける。 すると、その巨体は両手を広げた。 その両手に、光が集まる。 威圧感が、俺を襲う。 ―『ギガインパクト』! 『ギガインパクト』は、手に気をため、両手で直接打撃を行う、物理系最高クラスの威力を誇る技だ。 食らえばひとたまりも無い。 肉片すら残らない。 俺は、対抗するポケモンを出そうとした。 出来なかった。 どのポケモンを出しても、とても耐えられるレベルではない。 おそらく、死に至る。 ポケモンを死なすようなマネは出来ない。 ―ダメだ。 そう思った。「レンっ!!」 スズナが、俺の前に立ちふさがった。「スズナ! 何を……」「うるさいっ!」「!」 そのとき、スズナが涙を流しているのに気がついた。「スズナ……」「レンは、一人で背負い込みすぎなのよ!」「そ……そんなことは」「あるのっ! 何よっ。 自分だけで何とかしようなんて……」「スズナ……お前……」 するとその時、レジギガスの叫び声が聞こえた。「おい。 来るぞっ。 どうするんだ」「ご……ごめんっ! あたし無我夢中だったから、何にも考えてない!」 なんてことだ……。 これでは二人とも巻き込まれてしまう。「スズナ。 お前は逃げろ。 お前は攻撃対象じゃない」「でっ、でもっ……!」「いいから逃げろって言ってるんだ! 死んだら元も子もないだろう!!」 ―そんな悲しい顔をしないでくれ。 そうだ。 最後に、言っておかなければならない「スズナ」「……」「俺は―。 俺は、昔から、お前が好きだった」「……レン」「さよならだっ」 そして、最後の力を振り絞り、スズナを突き飛ばす。 その瞬間巨大な両手が俺に迫る。 俺は、目を瞑った。 轟音が、鳴り響いた。 木々が揺れ、積もっていた雪が落下していく。 俺は、死んではいなかった。 二匹のポケモンが、レジギガスの拳を止めていた。 一匹は、岩が積み重なったような形をしていた。 そしてもう一匹は、銀色に光る、鋼の鎧。「レジロック……レジ、スチル……」 そう、それはまさしく、レジロックとレジスチルそのものだったのだ。 そして、声が聞こえた。『聞こえるか……』 ハッとした。『対話』だ。 レジロックとレジスチルが話しかけている。『聞こえる』 そう、返事した。 そして、声が返ってくる。 『ポケモンとの『対話』が出来るニンゲンか……。 珍しいな……。 私たちは、封印されていたところを無理矢理開放され、無理矢理捕らえられた……』『それを、君が助けてくれたんだ。 僕たちの叫びを聞いて。 君になら頼めるかな。 聞いてくれるかな?』『もし、この『レジギガス』が再び封印できたなら、僕たちも元の場所へ行って封印して欲しい。 二度と、開放されないように……』『お前になら可能だ。 私にはそう感じられる』 そして、レジギガスの背後に、結晶が組み合わさったような形のしたレジアイスが現れる。『頼みますよ。 ……そして、ありがとう』 一気に冷気が巻き起こった。『絶対零度』だ。 『ギガインパクト』の反動で何も出来ないレジギガスは、そのまま巨大な氷の中に、閉じ込められた。 そして、レジロック、レジスチル、レジアイスは、その氷の塊を三角形に囲む。 楔が、封印の楔がそれぞれから放たれた。 レジギガスは雪の中に沈み、封印された。 ページの先頭へ戻る
https://w.atwiki.jp/pokeshozimu/pages/29.html
ジムリーダー ジムリーダー名 バッジ名 ジム場所 ジムリーダー名は敬称略です